【速報】GCP オブジェクトストレージ GCS(Google Cloud Storage)のバケット作成画面が改良!

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Toru
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クラウドエースの IoT 大好きなテニスプレイヤー

1.GCS のバケット作成画面が改良、より使いやすくなりました


画面の通り、GCPのDataLakeでもあるGCSのGUIがより直感的にわかりやすくなりました。特にライフサイクルルール(自動削除 / Regional → Nearline へ移動など)が初心者でも簡単にできることで、テストのために画像を短期間だけ保存したまま放置しない、あまり使わない画像などは Nearline に自動で移動しておくことでコスト削減が可能になります。それを GUI で簡単にできるように改良されたことが素晴らしいと思います。

2.バケットを作ってみよう


バケットの作成は GCS を使うための最初のアクションです。その中にファイルをコピーもできますし、フォルダを作成し、階層化も可能です。まずはシンプルにバケットにファイルをアップロードしてみましょう。画像を見るだけでわかると思います。文章を沢山書く必要がないところも GCP の GUI の長所の1つです。

ストレージクラスはスタンダードな Regional を選択。新設された大阪リージョン(asia-northeast2)を選択しました。東京リージョンに加えて、大阪リージョンが使えるのは便利ですね!

アクセス制御はデフォルト(IAM と ACL の組み合わせ制御)で良いですね。

詳細設定(省略可)でも重要な設定部分があります。

  • Cloud KMS で暗号鍵を管理するかどうか?(セキュリティレベルを高めるため)
  • アップロードしたファイルを削除 or 変更されないように「秒単位」で設定できます(運用ミス防止のため)
  • ラベルの追加(バケットが膨大になると運用負荷が高まるのでラベルで識別したり、他の GCP サービスと組み合わせてグルーピングすることで便利な使い方ができます。例えば、使っていない GCP サービスを運用管理者が確認するために、プログラムを書く際に、GCP が提供するオプションに「ラベル」を追加することで可視化や自動削除が可能になります。

作成ボタンを押すことでバケットの作成が完了しました。1つだけ画像ファイルをアップロードし、600秒間削除されないこと(保持期限)、そしてラベルも追加しておきました。もちろんデフォルトで外部からアクセスできません。公開アクセスが「非公開」となっています。

3.ライフサイクルルールを追加してみよう


ライフサイクルルールはどのようなことができるのか?これも GUI で簡単に設定できます。早速、画面を見てみましょう。

「ライフサイクルルールを追加」ボタンを押すことで、オブジェクト(ファイル)の条件やアクション(どのような処理を行うのか)のルールを作ることができます。まずはオブジェクトの条件を「年齢」を30日と指定します。

「次へ」ボタンを押してアクションを選択します。Nearline、Coldline、削除の3つが選択可能です。今回は30日後に Nearline にオブジェクトを移動します。Coldline が最も安価($0.007/GB)ですが最小利用期間が3ヶ月ですので二次バックアップや想定外のインシデント(災害復旧)のためのアーカイブ保存に最適です。Nearline は最小利用期間が1ヶ月で Regional($0.020/GB)の半額($0.010/GB)になるので一般的なバックアップとしては Nearline が有力な候補になります。

「次へ」ボタンを押して「保存」ボタンで設定が完了します。画面のとおり、ライフサイクルルールが追加できます。例えば Nearline → Coldline への変更を追加することです。何日後が良いかどうかは運用保守の要件に依存します。

参考:Coldline を追加した場合の画面

まとめ


GCS のバケット作成画面の改良版を紹介してみました。非常に簡単&わかりやすいですね。また、Nearline と Coldline の特性も Tips として書いています。これから Google Cloud 認定資格を受験される方も参考になると思います。また、GCS は gsutil ツールがあるのでコマンドライン(CLI)で操作する際の参考にもなるのではないかと期待しています。
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