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Cloud Storage FUSE でローカルPC(Mac)のファイルをお手軽バックアップ

Author
ABC
Lv:3 Exp:1195

2018年6月にクラウドエースにJOINした、酒と麺類と粉モンをこよなく愛するおっちゃんエンジニアです。

皆さんは、ローカルPCデータのバックアップをどの様に取ってますか?

近年はクラウドストレージを利用するのが、一般的な方法だと思いますが
OSによっては、バックアップ先がOS標準で固定されてしまい、ちょっと自由度がなかったりします。

また、構成にも依りますが利用頻度の低いデータもまとめてバックアップされるため
バックアップするデータの肥大化が進んでしまします。

もっと手軽にマウントし、かつ安価で、ボリュームレスのストレージを使いたい・・・
そんな悩みを解決する手段の1つとして、今回はGoogle Cloud StorageをローカルPC(Mac)にマウントする「Cloud Storage FUSE」をご紹介します。

1. Cloud Storage Fuse とは

公式ドキュメントにも記載されておりますが、オープンソースの FuseアダプタでCloud Storage バケットをファイル システムとしてマウントできます。
現在サポートされているOSとしては、Linux(Kernel version 3.10以上) または macOS(10.10.2以上) となっております。(2019年5月末時点)
詳細については、コチラをご確認下さい。

2. とりあえず使ってみる

macへのインストールは、Homebrewでの方法をご紹介します。

2-1. mac用のfuseをインストール

# brew cask install osxfuse

2-2. gcsfuseをインストール

# brew install gcsfuse

※パスが通らなかった場合は以下を実行します

# ln -s /usr/local/Cellar/gcsfuse/${インストールしたgcsfuseのバージョン}/bin/gcsfuse /usr/local/bin/
# ln -s /usr/local/Cellar/gcsfuse/${インストールしたgcsfuseのバージョン}/sbin/mount_gcsfuse /sbin/

※ mojaveなどの最新バージョンですと、ファイルコピー時などに
「Operation not permitted」エラーが発生しますので、下記方法にて設定を追加します。

① 「システム環境設定」を開き、「セキュリティとプライバシー」の中にある4つのタブのうち、1番右にある「プライバシー」を選択します。
② 左のペインにある項目の中から「フルディスクアクセス」を選択肢、「+」ボタンをクリックし、アプリケーション一覧の中から使用するターミナルアプリケーションを追加します。※図説ではiTerm.app

MacSecurity

2-3. GCPの認証

Google Cloud Platformで使用するプロジェクトを確認(または設定てし)OAuth認証をします。
※Google Cloud SDKが入っていない場合は、コチラを参照して下さい。

▼ 確認

# gcloud config list

[core]
account = ${ユーザーアカウント}
disable_usage_reporting = False
project = ${使用するプロジェクト名}

▼ 切替

# gcloud config set project ${切り替えるプロジェクト名}

▼ OAuth認証

# gcloud auth application-default login

※ブラウザにてAuthLibraryの認証を許可します。

# gcloud auth application-default print-access-token`

※ AccessTokenが表示されればOKです。

2-4. マウント

予めGoogle Cloud Storage上にバケットを作成しておきます。

$ gcsfuse ${Mount先のGCSバケット} ${ローカルPC内のディレクトリ}

Opening GCS connection...
Opening bucket...
Mounting file system...
File system has been successfully mounted.

2-5. 確認

▼ ローカルPCでファイル作成

$ touch aaa.txt
$ ls -altr
total 0
drwxr-xr-x+ 71 hoge  staff  2272  5 31 13:35 ..
drwxr-xr-x   1 hoge  staff     0  5 31 16:11 .
-rw-r--r--   1 hoge  staff     0  5 31 16:14 aaa.txt

▼ GCS上のファイル

Cloud Storage

2-6. アンマウント

# umount ${ローカルPCのディレクトリ}

3.まとめ

今回は、GCSバケットをマウントするところまでをご紹介しましたが
活用法として、ファイルアクセス頻度によってバケットの種類を変えると
より経済的に利用できると思います。
※Google Cloud Storageの料金については、コチラをご参照下さい。

クラウドエースでは、Google Cloud Platformのご利用について様々な技術支援を行っております。
何かお困りのことがございましたらぜひご相談ください!

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