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GCE@東京でGUI(GNOME)を動かしてみた

公開日: : 投稿者: GCE, GCP , ,

screenshot-from-2016-11-02-131846

今回は、GCEの東京リージョン上でGUIを動作させてみたいと思います。
GCEにGNOMEとVNCサーバーをインストールし、ローカル側からVNCビューアでリモート操作することで、GCE上でGUI環境を動かすことができます。今回使用する環境は以下の通りです。

ゾーン
asia-northeast1-a
マシンタイプ
n1-standard-1(vCPU x 1、メモリ 3.75 GB)
OS
Debian GNU/Linux 8 (jessie)

 

簡単な導入の手順

VNCサーバー側の設定

まず、VNCサーバーとなるGCE側にGUI環境のGNOMEと、VNCサーバーであるvnc4serverをインストールします。またクライアントからの通信がファイアウォールにブロックされないように、GCEのコンソールから[ファイアウォール ルール]の設定を開き、ルールを追加します。

 

1.GNOMEのインストール

最初に、GCEにGUI環境であるGNOMEをインストールします。

 

まず、apt-getをアップデートします。

sudo apt-get update

 

次に、gnome-coreをインストールします。

sudo apt-get install gnome-core

 

キーボードレイアウトを選択する画面が出るので、何を選択しても良いですが今回は「English (US)」を選択してEnterを押します。
screenshot-from-2016-11-02-101004

 

最後に、gnome-panelをインストールします。

sudo apt-get install gnome-panel

 

以上でGNOMEのインストールは完了です。

 

2.VNCサーバーのインストール

次に、GCEにVNCサーバーをインストールします。VNCサーバーをインストールすることにより、VNCクライアントからのリモート操作を可能とします。

 

vnc4serverをインストールします。

sudo apt-get install vnc4server

 

VNCサーバーを起動します。ディスプレイ番号は指定しなければ、自動的に1から順番に割り当てられます。

vncserver

 

初回はパスワードの設定を要求されます。
screenshot-from-2016-11-11-175648

 

psコマンドを使うと、Xvnc4が:1番で動作しているのが確認できます。

ps ax | grep vnc

 

screenshot-from-2016-11-14-151731

 

3.xstartupを編集する

vncserverを一回起動すると、.vnc/xstartupが生成されます。このファイルは初期設定のままだと画面が真っ暗で何も映らなくなるため、編集する必要があります。

 

一旦VNCサーバーを停止させます。

vncserver -kill :[ディスプレイ番号]

 

screenshot-from-2016-11-11-181922

 

xstartupを編集します。

vim .vnc/xstartup

 

変更前
screenshot-from-2016-11-11-175859

 

これを以下のように変更します。

  • #unset SESSION_MANAGERの#を外します。
  • [ -x /etc/vnc/xstartup ]以下の全ての行の先頭に#を付けます。
  • 一番下に以下の設定を追加します。
metacity &
gnome-settings-daemon &
gnome-panel &

 

 

変更後
screenshot-from-2016-11-14-112557

 

再度VNCサーバーを起動します。

vncserver

 

4.ファイアウォールを設定する

 

インスタンスの編集画面を開き、タグを追加します。
screenshot-from-2016-11-02-104150

 

コンソールから[ネットワーキング]→[ファイアウォール ルール]を開き[ファイアウォール ルールを作成]をクリックします。

gui1

 

以下のようにファイアウォールルールを作成します。

gui2

「ソースIPの範囲」には0.0.0.0/0と設定することで、全てのソースIPからの通信を許可します。
vncserverはデフォルトでTCP5901番ポートを使うので、「許可対象プロトコル/ポート」にtcp:5901と設定します。
ターゲットタグには、先ほどインスタンスに設定したタグと同じものを追加します。

 

VNCクライアント側の設定

VNCサーバー側の設定が完了したら、次はVNCクライアントであるローカル側の設定をします。設定の前に、TCP5901番ポートが開かれているかをチェックしましょう。ポートが正常に開かれていることを確認したら、VNCビューアをインストールしてVNCサーバーにアクセスします。
以下の手順はLinuxクライアントでの手順ですが、vncviewerはWindows版もありますので、同様のことはWindows端末からも可能です。

 

1.ポート開放の確認

 

ncコマンドを実行して5901ポートが空いているか確認します。

nc [サーバーのIPアドレス] 5901

 

ポートが開放されていれば「RFB 003.008」と表示されるはずです。

screenshot-from-2016-11-11-181108

 

2.VNCビューアのインストール

vncviewerをインストールします。

sudo apt-get install vncviewer

 

3.VNCクライアントからアクセスする

 

vncviewerを起動します。

vncviewer

 

[VNCサーバーのIPアドレス]:5901と入力します。
screenshot-from-2016-11-11-181316

vncserverの初回起動時に設定したパスワードを入力します。
screenshot-from-2016-11-11-181338

画面が表示されました。
screenshot-from-2016-11-11-181510

このように、GCEではGUIを動かすことも可能です。試しにウェブブラウザを開いてみたり、ファイルをブラウズしてみましたが、操作がもたつくことはなく、常に高速で動作していました。
もし、GCPの運用に不安があるということであれば、弊社ではクラウドエース(Cloud Ace)というGCPの導入・運用支援サービスを提供しておりますので、Google Cloud Platform のご利用をご検討されている方は、是非こちらまでお問い合わせください。

 

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