Cloud SDKをmac, Linux, Windowsにインストール・初期設定までの導入手順徹底解説!!

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~Google Cloud Architect取得への道~

みなさん、Google Cloud Architectについては知っていますか?
Google Cloud ArchitectとはGoogle 公認プロフェッショナル認定資格の一つで、Googleのクラウド技術を用いて、堅牢で安全、スケーラブルで可用性が高い、動的なソリューションの設計、開発、管理ができることを認められるGCPでのインフラ構築エキスパートと言えるものです。
そんなGCPエキスパートを目指して新米エンジニアである私(@qushot)が奮闘しつつ、しっかりと整理したGCPに関する説明をしていきたいと思い連載を始めたいと思います。
「Cloud Architect取得への道」と題して、年内のCloud Architectの取得を目標としてGCPについて学んでいきます!
今回は第一回としてGoogle Cloud SDKを各種のOS環境Mac、Linux、Windowsでインストールと初期設定を行い、手順をまとめました!

今回使用したPCのOS環境!

今回は下記3つの環境にCloud SDKのインストールを行いました。

  • macOS Sierra 10.12
  • Linux(Ubuntu 16.04)
  • Windows 10

macOSとLinuxに関してはインストール方法が同じなので、説明をまとめさせていただきます。下記手順でいずれも問題ないことは確認済です。

macOS/Linux(Ubuntu)にCloud SDKをインストール!

Google公式手順(mac)はこちら
https://cloud.google.com/sdk/docs/quickstart-mac-os-x
Google公式手順(linux)はこちら
https://cloud.google.com/sdk/docs/quickstart-linux

Python2.7系がインストールされているか確認する

gcloud(GCPサービスを操作するためのコマンドラインツール)はPython 2.7系に依存しているため、インストールされていることが必須となります。

下記コマンドでPythonの有無、バージョンを確認します(※ Vは大文字です)。

$ python -V
Python 2.7.12

インストールされていない場合は、下記のメッセージが表示されます。

zsh: command not found: python

もしくは

-bash: python: command not found

その場合は必ずインストールを行いましょう。
下記の公式ページからインストーラをダウンロードできます。
https://www.python.org/

Cloud SDKをダウンロード!!

下記ページより自分のOS環境(32bit or 64bit)に合うバージョンのアーカイブファイルをダウンロードします。
mac: https://cloud.google.com/sdk/docs/quickstart-mac-os-x
linux: https://cloud.google.com/sdk/docs/quickstart-linux

自分のOS環境がわからない場合はターミナルから下記コマンドで確認します。

$ uname -a

Linux apps-gcp-pc 4.4.0-66-generic #87-Ubuntu SMP Fri Mar 3 15:29:05 UTC 2017 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

見分け方としては、

  • 「i386」「i686」「x86」といった文字が確認できる場合は32bit
  • 「x86_64」「amd64」といった文字が確認できる場合は64bit

となります。

今回は「x86_64」という文字が確認できるので、x86_64用のアーカイブファイルをダウンロードします。

Cloud SDKのインストール!!

ダウンロードしたアーカイブファイルを/usr/local配下に解凍します。下記コマンドを参考に、各自のダウンロードしたディレクトリに置き換えて実行してください。
「-C」というオプションをつけることで指定したディレクトリに解凍できます(Cは大文字です)。

$ sudo tar -xzvf Downloads/ダウンロードしたファイル -C /usr/local

解凍が終わったらインストールを行います。
インストールは解凍したフォルダ配下のシェルスクリプト(install.sh)を実行することで、ほぼ自動で行うことができます。シェルスクリプトを実行すると途中でいくつか質問されますが、ここではすべてそのままデフォルトのYなどでリターンキーを押下でよいです。

$ sudo sh /usr/local/google-cloud-sdk/install.sh
Do you want to help improve the Google Cloud SDK (Y/n)?

※Google Cloud SDKの改善に協力しますか(Y/n)?

Modify profile to update your $PATH and enable shell command completion? (Y/n)?

※パスを通してコマンドを有効化しますか(Y/n)?

[/home/apps-gcp/.zshrc]:

※ここでは使用しているシェルのrcファイル(設定ファイル)の場所を表示しています。通常はデフォルトのままリターンキーで大丈夫です。

インストールが完了したらシェルを再起動してコマンドを有効化しましょう。
※シェルにZshを使用している場合

$ source ~/.zshrc

シェルを再起動したら、コマンドが有効化されているか確認します。

$ gcloud version
Google Cloud SDK 147.0.0bq 2.0.24bq-nix 2.0.24core 2017.03.13core-nix 2017.03.13gcloud gcloud-deps 2017.03.13gcloud-deps-linux-x86_64 2017.03.13gsutil 4.22gsutil-nix 4.22

このような表示がされていればインストールは成功です。

インストールしたSDKが古い場合があるので、念の為下記コマンドでアップデートを行いましょう。

$ gcloud components update

WindowsにCloud SDKをインストール!

本家(Windows): https://cloud.google.com/sdk/docs/quickstart-windows

Python2.7系がインストールされているか確認する

gcloud(GCPサービスを操作するためのコマンドラインツール)はPython 2.7系に依存しているため、インストールされていることが必須となります。

コマンドプロンプトから下記コマンドでPythonの有無、バージョンを確認します(※ Vは大文字です)。

> python -V
Python 2.7.12

インストールされていない場合は、下記のメッセージが表示されます。

‘python’ は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。

その場合は必ずインストールを行いましょう。
下記の公式ページからインストーラをダウンロードできます。
https://www.python.org/

Cloud SDKをダウンロード!!

下記ページからWindows用のインストーラをダウンロードします。
https://cloud.google.com/sdk/docs/quickstart-windows

Cloud SDKのインストール!!

ダウンロードしたインストーラを実行します。


Nextを押下します。


I Agreeを押下します。


All usersを選択し、Nextを押下します。


インストールする場所を選択します。特に変更がなければこのままNextを押下でよいです。


インストールするコンポーネントを選択します。
このままInstallを押下でよいです。


インストールが完了しました。Nextを押下します。

「Run ‘gcloud init’ to configure the Cloud SDK」のチェックを外し、Finishを押下します。

インストールが完了したらコマンドプロンプトを開き、下記コマンドを実行します。

> gcloud version


このような表示がされていればインストールは成功です。

インストールしたSDKが古い場合があるので、念の為下記コマンドでアップデートを行いましょう。

> gcloud components update

プロジェクトの準備!

GCPを使用するためにはGCPプロジェクトが必要となるので、下記の記事を参考にしてGCPプロジェクトを作成してください。
https://apps-gcp-tokyo.appspot.com/gcp-startup/

初期設定(gcloud init)が必要!

作成したGCPプロジェクトを先ほどインストールしたCloud SDKから操作するにはgoogleアカウントの認証と初期設定を行う必要があります。
「gcloud init」とはその認証と初期設定を行うためのコマンドです。

$ gcloud init

Pick configuration to use:
[1] Re-initialize this configuration [default] with new settings
[2] Create a new configuration

Please enter your numeric choice:

※使用する設定を選びます。1を選択します。

You must log in to continue. Would you like to log in (Y/n)?

googleアカウントの認証を行うのでYを選択します。

googleアカウントの認証画面がブラウザで開くので、認証を進めます。
プロジェクトの作成を行ったgoogleアカウントが表示されている場合は、選択します。
表示されていない場合は「アカウントの追加」を行ってください。

「許可」ボタンを押下し、認証を完了させます。

認証が完了するとコマンドラインにgoogleアカウントに紐付けされているプロジェクトのID一覧が表示されます。

Pick cloud project to use:
[番号] プロジェクトIDPlease enter numeric choice or text value (must exactly match list
item):

プロジェクトIDの番号を選択します。

Do you want to configure Google Compute Engine
(https://cloud.google.com/compute) settings (Y/n)?

今回はGoogle Compute Engineの設定は行わないので、nを選択します。

これで初期設定が完了しました。

まとめ

今回はクラウドアーキテクト取得の第一歩としてGCPのインストール、プロジェクト作成、CLIでの使用準備をMac、Linux、Windowsの環境に構築しました。
みなさんも自分の環境でCloud SDKのインストールから初期設定までできましたか?
これでGoogle Cloud Platformを用いた開発の準備が整いました。
次回はCloud SDKの使い方などについて触れていきます。

弊社ではクラウドエース(Cloud Ace)というGCPの導入・運用支援サービスを提供しております。
お悩み・ご相談がある場合はこちらまでお問い合わせください。

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